信州は東京に比べれば田舎だ。
夜20時を過ぎると営業しているお店もだいぶ少なくなってくる。
なんせツルヤが20時閉店だから、それ以降の時間は買い物に行く気が少なくなる。
そんな昨今、テレビがすっごくツマラナイ。
バラエティー番組の9割はつまらないので、奥さんが実家からプレイステーション2を持ち出してきた。
僕はあまりゲームはやらないタイプなのだけど、夜に出かける場所もないので、今回は2002年のゲーム「キングダムハーツ」をやることにした。
17年前の2002年に発売。
スクウェアがディズニーとコラボしたゲームだっていうのは知ってた。
テーマ曲を宇多田ヒカルが手がけてたのも覚えてる。「光」だ。
でも僕が知ってる情報はそのくらい。
きっとディズニーキャラが冒険する可愛いポップなゲームなんだろうなってイメージのみ。
まさかね。
これが壮大なスケールと、複雑な複線と、世界を覆う闇と光の戦いの深い物語だなんて想像してなかった。
主人公はディズニーキャラではなく、ソラという少年。
そしてソラが住む南国っぽい島には、親友でちょっと大人びた少年、リク。
ソラとリク、そして島に流れ着いたというアクティブな少女カイリ。
陸・・・海・・・・空・・・・・・か。
なんて思いながらソラを動かし始めると、島には他にも少年が・・・。
名前はティーダとワッカ。
ん?んんん???
ティーダとワッカ???
それってファイナルファンタジー10の主要キャラクターじゃん!!
そうか、このゲーム、ディズニーキャラが出てくるってのは知ってたけど、ファイナルファンタジーのキャラも出てくるのか。
そんな不思議な世界の中をソラは冒険していくのね。
こうして僕は、信州の秋の夜長に、読書ではなくゲームを開始していくのだった。
ちなみにこのキングダムハーツというシリーズは、今年、3が発売されたのだそう。
今日の1曲:宇多田ヒカル「光」