諏訪湖が全面凍る事を、全面結氷と言うって知ったのは長野県に移住してから。
その氷が分厚くなっていき、湖上でメキメキと割れる現象を諏訪湖では「御神渡り」というっていうのも、もちろん長野県に移住してから知った。
僕が住み始めたのは2019年なので、今まで一度も見た事がない。
御神渡りというのは神様が通った跡とされており、諏訪大社のある諏訪湖地域では御神渡りが出現するのをとても期待している人が多い。
けれど1月下旬に諏訪湖へ行った時は上の写真の様に、うすーーーい氷が浮いている程度。
この翌日、地方紙では「御神渡りに期待!!」と書かれていたので、逆に今年は御神渡りは無いだろうなと確信。
2月上旬。再びの諏訪湖。
全く氷は無い・・・。
この日、御神渡りが出ないという見込みである「明けの海」が宣言された。
いや、大寒波は確かに来た。
とても寒かった。
ただ、来るのが遅かった。
大寒波が来たのは1月下旬。
それまで、年明けから1月中旬までは完璧に暖冬の気温だった。
だから湖は凍り切らなかった。
でも御神渡りが全てじゃない。
またいつかきっと見れると思う気持ちが、翌年へ翌年へと繋がっていくのだと思う。
僕もいつかは見てみたい。
ではでは、また次回!